相続が発生した時というのは、多くの場合は自分の肉親が亡くなってしまったときです。そんな時には精神的にも大きなショックを受けてしまいますし、気持ちが落ち込んで何もする気が起きないものです。それでもお葬式等を行わなければならないので、精神的にも肉体的にもかなりの負担がかかってしまいます。そのうえで、今度は相続に関する手続きを行わなければならないというのは、自分のキャパシティを超えてしまうことがあります。
特に仕事をしながら、財産の確認をしたり、相続人の確認、遺産分割協議書の作成などを行うというのは、時間的にも難しくなってしまうでしょう。出来ることなら弁護士を雇って、手続きを一任して負担を軽減した方が良いでしょう。弁護士というのは、代理人になることが出来るので、委任状を作成すれば、本人に代わって相続人関する手続きのほとんどを行うことが出来ます。遺産の確認や、遺産をもらう権利のある人の確定、銀行から預金を引き出して、各自に分配など、時間が掛かる手続きを、お任せしてしまえるので、自分でやることは、弁護士への依頼と、委任状への署名、遺産分割協議書作成時の立ち合い程度になるので、大幅に負担を軽減できるはずです。
肉親の死のショックが癒えないうちに、仕事と相続手続きとを並行して行っていくのは、相当な負担になります。弁護士へ依頼して、面倒事は任せてしまって、ゆっくりと悲しみを癒していくことをおすすめします。
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